ミニベロ✕自転車通勤のススメ
だいぶ気温も下がってきた今日このごろですが、僕はめげずに自転車通勤を続けています。10月の末くらいにHerionちゃんが届いて、かれこれまる二ヶ月ほど自転車通勤しているわけですが、今日はミニベロで自転車通勤ってどうなの?というところを書きたいと思います。
通勤距離
まずは僕の自宅から職場までの道のりを簡単に説明します。距離は片道6.5kmほど。ところどころに信号があり、踏切もあり、大通りをまたいだり、橋を渡ったりと短い距離の割に色々あります。通勤にかかる時間は信号や踏切に引っかからずにスムーズにいくと15分くらい、平均で20分弱くらいですね。速度を見ると、平均速度で20km/hくらいで走っているようです。
今12月の後半で浜松は最低気温が2~5℃程度なのですが、さすがに走り始めは少し寒さを感じますが、職場につく頃には体も温まってぽかぽかの状態です。寒い朝に運動して体を温めるのは気持ち良いものです。
ミニベロの利点
さて、そんなコースを20inchのミニベロロードHerion Rで走っているわけですが、僕が二ヶ月の自転車通勤で感じたミニベロの利点は次の4つ。
- 信号待ちからの漕ぎ出しが軽い
- 小回りが利く
- 省スペースで駐輪できる
- 服装を選ばない
信号待ちからの漕ぎ出しが軽い
たまにロードやクロス乗りの方と信号待ちで一緒になります。信号が青に変わって走り出すのですが、大抵の方はよっこらしょって感じで重そうに漕ぎ出しています。立ち漕ぎで走り始める人も多いですね。その点ミニベロはタイヤが小さい分漕ぎ出しが軽く、スーッと加速していくので、何度も信号に引っかかるような運の悪い日はありがたみを感じます。ただ、ロードにはすぐに追い抜かれます笑。
小回りが利く
僕は夕飯作りを担当している事もあって、仕事帰りにスーパーで買い出しをしたり、ドラッグストアに寄ったりと結構寄り道をします。行きはほぼ決まったルートで通勤しますが、帰りはコロコロ道が変わるので小回りが利くのは利点の1つです。細い道を通ったり、駐車場を通過したりする際に、取り回しが良いのはとても便利。
省スペースで駐輪できる
これはスーパーやコンビニに寄った際にも感じるのですが、一番は自宅に帰ってきたときに感じます。わが家は玄関から土間続きでリビングにつながる間取りになっており、今はこの土間部分に自転車を置かせてもらっています。幅125cmの土間でそんなに広いわけではないのですが、車輪の小さなミニベロだと圧迫感も少なく収まってくれます。これが700cの車輪だと窮屈だろうな~と思います。
服装を選ばない
僕の会社内でも多くの方が自転車通勤しているのですが、通勤時の服装を見ていると面白いことが分かります。
乗っているバイクの種類によって、服装に傾向があります。確かに、通勤とはいえカーボンロードに私服で乗るのはだいぶちぐはぐしますよね。ロード乗りの方はだいたい上下サイクルウェアでヘルメットをしっかりかぶって通勤しています。逆にカジュアルな自転車ほど、ラフな服装で通勤している方が多い印象です。
その点ミニベロロードは比較的服装を選ばない自転車だと思います。ドロップハンドルでスポーティなのでサイクルウェアでも違和感ありませんが、カジュアルに乗ることも出来ます。とくにHerion Rは細身のクロモリフレームということもあって、私服で乗っても全然違和感はありません。ちゃんと走りに行くときはサイクルウェアを着て、通勤時やちょっとそこまでって時には私服でサラッと乗れる。いいとこ取りだなぁと思います。
ミニベロで自転車通勤、オススメです
ということでミニベロ自転車通勤について書いてきましたが、ミニベロでとっても快適に通勤できています。ミニベロで自転車通勤、オススメです。これからまた一段と寒くなってくるので、寒さに負けないように自転車通勤を続けたいと思います。
【後編】初めての、ハマイチ
では、初めてのハマイチ後編です。
- ウォーミングアップで最長ライド記録を更新
- ロングライドにインナーパンツ
- こまめな休憩が大事です
- パンクってほんとにするんだ
- 安心と信頼のTWOCYCLEさん
- 気を取り直してラストスパート
- 色々あった、初めてのハマイチ
ウォーミングアップで最長ライド記録を更新
まずはウォーミングアップがてら、自宅から集合場所のコンビニまで約10kmを走ります。朝8時前に出発して走り出しは少し肌寒かったものの、コンビニに到着する頃にはすっかり体も温まり上着はここで脱いでサドルバッグへIN。
3人集合したら、浜名湖までさらに10kmを走ります。ここまでで所要時間はおよそ1時間程度。平均時速20kmくらいで走ったことになります。
ちなみにこれまでの僕の最長ライド記録は職場からちょっと遠回りして帰った13kmです笑。この時点で最長ライド記録を更新しました笑。
ロングライドにインナーパンツ
そして気づいたことが一つ。
「インナーパンツ、最高やん」
僕の相棒は20inchの小径車なので路面が荒れていたり段差があったりすると結構お尻にガツンと衝撃が来るのですが、インナーパンツのおかげでほとんど気になりませんでした。サドルがフカフカになったような乗り心地です。これは導入してよかった!
さて、インナーパンツに感動している間に浜名湖に到着。途中の軽い坂道でもゼエゼエ息が上がってしまい、心肺能力の衰えを感じました。果たして完走できるのか…。一抹の不安が過ります。
いよいよハマイチ、行ってみよう!
こまめな休憩が大事です
事前に会社の先輩にロングライドの心得を聞いたところ、
「こまめに休憩を取ること」
と極意を教えていただきましたので素直に従って、約10kmおきに休憩を取りながら走る計画です。
サイクリングロードに入って車の来ない快適さと浜名湖の美しさを堪能しつつ、最初の休憩スポットまで30分ほど漕ぎます。到着したのは浜松サービスエリア。ここで軽食を買い、エネルギー補給しました。それにしてもいい天気!日差しがポカポカで気持ちいいです。
体が冷えないうちに再スタート。次は猪鼻湖まで7kmほど進みます。今回はショートカットコースなので猪鼻湖はぐるっと回らず、カット。猪鼻湖神社を散歩しつつ、橋を渡った先は湖西市です。
ここまでで走行距離は40km弱といったところ。この辺りでジャイアント乗りの友人Aが音を上げ始めました。
「え、これまだ半分くらいだよね、ちょっとヤバい、引き返そうかな…」
などと言っています。どうやら太ももに疲労が蓄積してきたらしく、完走する気力が削がれてしまっている様子。冷静に考えれば、半分まで来たのだから引き返しても完走しても走行距離は一緒です。なら完走でしょ!
友人Aを勇気づけつつ、少し速度を落としつつ走っていると、さらなる悲劇が…!
パンクってほんとにするんだ
僕が先頭で走っていたのですが、湖西市街地に入っていこうかという地点で後ろから「パンッ!!」と不穏な音が聞こえました。振り返ると、ラレー乗りの友人Bが自転車から降りてタイヤを見つめています。まさか…。
引き返すと、ラレーの後輪がすっかりしぼんでしんなりしています。どうやら後輪がパンクしたようです。しかしラレー乗りの彼は自転車歴6年。ちゃんと予備のチューブは持ってきています。慣れた手付きでタイヤを外し、チューブを見るとしっかり穴が空いていました。対応する位置のタイヤを見てみると…
「え、これタイヤ裂けてない?」
なんと、タイヤの側面が2cmほど裂けてしまっています。ここからチューブがニュッとはみ出し、パンクしたようです。予備のチューブはあれど流石に予備のタイヤはない。タイヤの補修キットもない。オワタ。
Google先生に近くの自転車屋さんを聞いてみると、何件かヒットしました。近いところから電話をかけて、クロスバイクのタイヤ交換ができるか聞いていきます。すると、6kmほど先にあるTWOCYCLEというお店なら交換してくれる、と教えていただきました。6km。自転車ならすぐです。しかしここからは徒歩。しかも自転車を引きずって。いやぁ天気の良い暖かい日で良かった笑。
安心と信頼のTWOCYCLEさん
ダラダラと歩いていると、後ろから来たローディーさんが声を掛けてくれました。
「チューブ持ってる?交換しようか?」
と。優しい世界です。タイヤが裂けてしまったことを伝えると、
「あーそれならTWOCYCLEさんだね、あと2kmくらいかな~」
と。お、やっぱりTWOCYCLEさんなんですね。みんなが知ってるTWOCYCLEさん。1時間半ほど歩き、やっとのことで到着しました安心と信頼のTWOCYCLEさん。疲れたよ…。振り返ると、今回のライドで一番大変だったのはこの徒歩です笑。
お店の方に事情を説明すると、心良く交換してくださるとのことです。良かった良かった、一安心。そしてラレーの後輪タイヤを交換していると、ジャイアント乗りの友人Aもついでにタイヤを換えようかなと言っています。なんでも貰い物のジャイアントでしばらくノーメンテ、タイヤもひび割れているとのことで、せっかくだからと前後とも換えてもらいました。
それにしてもTWOCYCLEさん、とっても良いお店でした。店主の方が気さくで、パンク以外にもメンテナンスのことや疲れない漕ぎ方なんかも教えてくださり、ついでに三ケ日みかんまでいただきました。ありがとうございました!ちなみに店主の方はハマイチ50kmコースは2時間で走ると言っていました…驚愕。
気を取り直してラストスパート
すっかりお昼を回ってしまったので、少し走ったところで目についたラーメン屋に入って昼食にします。結構へばっていたので、ラーメンがめっちゃ染みました。美味しかったです。サイドメニューは取り放題。太っ腹。
ご飯を食べて回復したら、ここから浜名湖はラストスパートです。風の強いガーデンパーク沿いを抜けて、えっちらおっちら約10km。音を上げていた友人Aはタイヤを交換したら走りやすくなったらしく、快調でした。タイヤって大事ですね。
最後に坂を登ったら、ハマイチは終了!お疲れ様でした!
色々あった、初めてのハマイチ
さて、ここから自宅までまだ20kmありますが、ひとまずハマイチ完走しました(パチパチパチ)コンビニで休憩しつつ、ストレッチしつつ、帰路につきました。結局家についたのは16時前。丸一日かかりましたね。クタクタです…。
そんなこんなで初めてのハマイチ、初めてのロングライドだったわけですが、学んだことがいくつか。
- 自転車のメンテナンスは怠るな
- ロングライドの前は自転車の状態をしっかりチェックせよ
- 休憩はこまめに取るべし
- インナーパンツ最高
そして走りに関しては、20inchのミニベロロードでも意外と走れるぞ、ということが分かりました。ロードバイクと並走は流石に厳しいですが、クロスバイクとならなんとかついていけそうです。あとは体力をつけて、エンジンを鍛えるべし、ということですね。と言いながら、タイヤを換えたくなっている僕がいます…(とりあえずシュワルベワンにしよう)
次は天竜の方に行ってみたいな~
【前編】初めての、ハマイチ
浜松市に住んでいる身としては、「やっぱり初めてのログライドは浜名湖一周でしょ!」ということで、先日職場の同期と3人で初めてのハマイチに挑戦してきました。自宅から自走で行ったため、全行程で85kmほどのロングライドです。そしてロングライドにトラブルは付き物でして…。色々あったハマイチでした。
ハマイチバイパスコース
ハマイチのコースは複数あって、今回は初ロングライドということで一番短い全長約50kmのハマイチバイパスコースを基本としたルートを選びました。そこに自宅から浜名湖までの片道20kmほどを合計すると、全行程でおよそ85kmのロングライドです。
普段通勤で往復13kmくらいしか乗らないため、未知の領域です。ネットでロングライドの心得を色々と調査し、僕なりに準備万端で臨みました。
装備・服装
僕の通勤時の服装(12月)は、
トップス
ボトムス/シューズ
バッグ
- バックパック:GREGORY スケッチ25
小物
- ヘルメット:OGKカブト キャンバスアーバン
- サイクルグローブ:レッケル RAVENSBURG (冬用グローブ)
という感じです。ですが今回は80km超えのライド。汗冷えで凍えたり、途中でお尻が痛くなったりしそう。ということで新たに準備したものがこちら。
- 長袖サイクルジャージ:STEMDESIGN メリノパフォームウールサイクルジャージ
- インナーパンツ:Baleaf サイクルインナーパンツ
Herion号を購入して3ヶ月目でようやくサイクルジャージなるものを買ってみました。完全にデザインで選んでます笑 でもレーパンはまだ勇気が出ず…。それからなるべく身軽に行きたかったので、バックパックはやめて家にあったマンハッタンポーテージの小さなショルダーを持って行きました。
そしてロングライド用の装備として準備した小物がこちら。
- サイクルボトル:CAMELBAK ポディウムダート チル
- ボトルケージ:トピーク モジュラーケージ2
- 予備のチューブ:シュワルベ 7ASV
- 携帯ポンプ+インフレータ:LAND CAST
- CO2ボンベ:ノーブランド
- 補給食:ウィダーとかカロリーメイトとか
準備万端!いざ、浜名湖へ!
天気良好!
当日は12月にしては暖かく、最高気温はなんと18℃もありました。心配していた風もほとんどなく、とても走りやすい一日でした。ということでまずは自宅から浜名湖までの20km。走り出しは少し寒かったものの、漕ぎ出すとすぐに体が温まり集合場所のコンビニに付く頃には上着はいらなくなっていました。ここからはインナー+長袖サイクルジャージのみで走ります。
ちなみに一緒に行った二人はどちらもクロスバイク。ラレーとジャイアントです。ラレーの彼は6年ほど乗っている経験者です。正直ついていけるか心配だったのですが、時速20km~25kmくらいの巡航速度であれば問題なくついていくことが出来ました。Herionちゃん良く走る!
1時間ほどかけて浜名湖まで到着し、少し休憩。ウィダーでエネルギーを補給します。さて、ここからいよいよ浜名湖一周です。
ちょっと長くなってしまったので、続きは次回。
自己紹介
はじめまして、マスコです
はじめまして、こんにちは。
静岡県は浜松市でFuji HerionRに乗っているマスコです。通勤用に購入したミニベロのハズが、その面白さにすっかりハマってしまい勢いでブログを立ち上げました。
ネットを色々と漁っていると、意外とミニベロの情報って多くないんですよね。特にフォールディングじゃないミニベロの情報は少ない印象です。ブロンプトンやダホンの情報は結構落ちてるんですけどね~。
フォールディングできないミニベロって輪行する際もそれほど小さくならないし、走りはもちろんロードバイクには敵わないということで、結構ニッチな領域なのかな、と思っています。
- 実際どのくらい走るの?
- ロングツーリングはできる?
- 服装・装備は?
- カスタムは?
などなど、僕も悩みながら調べながらHerion号に乗っています。こういった情報を自転車初心者ながら発信しつつ、更にミニベロの沼にハマるためのブログにしていけたらと思っています。
飽きっぽい僕ですので果たしてブログがいつまで続くのか笑
未知なところはありますが、ぼちぼち更新していこうと思います。
自己紹介
まずは手始めに自己紹介をば。
マスコです
マスコです(マシコでない)。30代です。男です。
静岡県浜松市在住
雪が降らず、冬でもライドできる環境ですが強風です。出身は雪国新潟。
二児の父
なかなかライドの時間は取れませんが、娘ズは超絶カワ(・∀・)イイ!! ちなみに妻は自転車への関心ほぼゼロです。
自転車歴
2021年10月~、ガチ初心者。
愛車はFuji Herion R(2021)
完全に見た目で選んだミニベロロード、カッコイイぜ。BRUNOと迷いました。
走行距離
通勤+週末ちょいライドで300km/月くらい。
趣味
自転車 / カメラ(愛機はFUJIFILM X-T30)/ ギター(愛機はFender Japan ムスタング)/ 庭いじり / 観葉植物 などなど、自他ともに認める多趣味な人。来年はキャンプに挑戦したい。
ということで、ゆるっとやっていきます。
ミニベロ乗りに役立つ情報を発信できるといいなぁ。